Saturday, 04 April 2026

求む! 次代の“脱砂糖”甘味料

求む! 次代の“脱砂糖”甘味料

コカ・コーラ、懸賞100万ドル

2017年10月2日

次代の甘味料を探し出してくれたら100万ドル (約1億1,000万円) を差し上げます —— 。

飲料大手コカ・コーラが、世界中の研究者や科学者にこんな呼び掛けをしている。

健康志向が高まり、砂糖を多く含む飲料を敬遠する人が増える中、「脱砂糖」の切り札を探して局面を打開しようという試みだ。

コカ・コーラが求めるのは、天然で安全、低カロリー、飲料や食品に使うと砂糖のような味覚が得られる甘味料。

専用のホームページを設けて応募を受け付けている。

来年1月18日に応募を締め切り、同年10月3日に優勝者を発表する。

同社幹部は「驚くべきアイデアは、どこからもたらされるか分からない」と社外の新鮮な発想に期待している。

砂糖を多く含む飲料を取り巻く環境は厳しい。

世界保健機関 (WHO) は昨年10月、こうした飲料の消費拡大が肥満や糖尿病が増える主因と規定し、各国に課税強化を呼び掛けた。

米国では、フィラデルフィアやカリフォルニア州バークリーなどが砂糖を含んだ炭酸飲料などに課税する「ソーダ税」を既に導入。

サンフランシスコやシアトルも来年に課税を始める予定で、主力商品を狙い撃ちされた形の飲料大手は危機感を強めている。


(2017年10月16日号掲載)