求む! 次代の“脱砂糖”甘味料
コカ・コーラ、懸賞100万ドル
2017年10月2日
![]() |
次代の甘味料を探し出してくれたら100万ドル (約1億1,000万円) を差し上げます —— 。
飲料大手コカ・コーラが、世界中の研究者や科学者にこんな呼び掛けをしている。
健康志向が高まり、砂糖を多く含む飲料を敬遠する人が増える中、「脱砂糖」の切り札を探して局面を打開しようという試みだ。
コカ・コーラが求めるのは、天然で安全、低カロリー、飲料や食品に使うと砂糖のような味覚が得られる甘味料。
専用のホームページを設けて応募を受け付けている。
来年1月18日に応募を締め切り、同年10月3日に優勝者を発表する。
同社幹部は「驚くべきアイデアは、どこからもたらされるか分からない」と社外の新鮮な発想に期待している。
砂糖を多く含む飲料を取り巻く環境は厳しい。
世界保健機関 (WHO) は昨年10月、こうした飲料の消費拡大が肥満や糖尿病が増える主因と規定し、各国に課税強化を呼び掛けた。
米国では、フィラデルフィアやカリフォルニア州バークリーなどが砂糖を含んだ炭酸飲料などに課税する「ソーダ税」を既に導入。
サンフランシスコやシアトルも来年に課税を始める予定で、主力商品を狙い撃ちされた形の飲料大手は危機感を強めている。
(2017年10月16日号掲載)
