中間層所得が過去最高、貧困率も減少
アジア系トップ、貧富の格差は記録的に
2017年9月21日
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米国勢調査局は9月中旬、中間層の一般的な所得水準を示す世帯当たりの年間所得の中央値が、2016年に前年より3.2%増の59,039ドル (現在の為替レートで約666万円) だったとする推計値を発表した。
米メディアによると、これまで最高だった1999年の水準を上回る過去最高額。
4人家族の場合で所得が約24,000ドル (約270万円) を下回る貧困世帯は12.7%と0.8ポイント減少した。
ワシントン・ポスト紙電子版は、トランプ大統領は昨年の大統領選で、人々の経済に関する不満を刺激して勝利したが、実際には米国人の経済力は強くなっていたことになると皮肉まじりに伝えた。
ただ、貧富の格差は記録的で、上位5分の1の層が全体の所得の半分以上を稼いだという。
人種別の格差も鮮明で、黒人世帯の所得中央値が39,490ドル (約446万円) だったのに対し、アジア系は81,431ドル (約919万円) と2倍以上、白人が65,041ドル (約734万円)、中南米系が47,675ドル (約538万円) だった。
(2017年10月16日号掲載)
