Tuesday, 31 March 2026

クリントン氏、初の女性大統領へ決意

クリントン氏、初の女性大統領へ決意

旧態依然の富裕層優遇、共和党を批判

2015年6月14日


clinton2015来年11月の大統領選で民主党最有力候補と目されるヒラリー・クリントン前国務長官 (67) は6月13日、ニューヨークで開いた決起集会の演説で「『君は大統領でも何でもなりたいものになれる』。

父親が娘にそう言えるような米国を共に築こう」と述べ、米国初の女性大統領を目指す決意を宣言した。

クリントン氏は「誰も置き去りにしない米国」を目指すとし、低所得層や中間層を重視する経済政策を約束。

同性愛者に対する差別禁止や移民制度改革、男女の賃金格差の解消を訴えた。

一方で、世論調査でクリントン氏を追い上げる共和党候補らについて、若手を含め、富裕層や大企業に対する優遇策など相変わらず「古い歌」を歌っていると批判した。

2008年大統領選の党指名争いでクリントン氏を破り、黒人初の大統領となったオバマ氏が米経済を不況から立ち直らせたと称え、「私は最も若い候補者ではないかもしれないが、米国史上、最も若い女性大統領になる」と語った。

安全保障分野では米国への脅威として、ロシア、北朝鮮、イランの3か国を名指しし、中国の台頭にも対処する必要があると指摘。

サイバー攻撃や過激派組織「イスラム国」など新たな脅威も挙げ「米国の安全を保つすべてのことをやる」と強調した。




(2015年7月1日号掲載)