「ブルースの王様」 B・B・キング氏死去
検視当局が死因調査、遺族は毒殺主張
2015年5月27日
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| © TDC Photography |
米国を代表するブルースギタリストで「ブルースの王様」と呼ばれたB・B・キング氏が5月14日、ラスベガスの自宅で死去した。
89歳だった。
長年糖尿病を患っており、昨年10月に体調不良でツアーを中止。
5月1日には自宅でホスピスケアを受けていると公表していた。
だが、ネバダ州の検視当局は、死亡が殺人によるものとの遺族の訴えを受けて死因を調べていると述べた。
キングさんの娘2人が、マネジャーとアシスタントにキングさんが毒殺されたと訴えたことを受け、検視当局は5月24日に解剖を行った。
詳しい結果が出るまでに少なくとも6~8週間かかるという。
本名ライリー・B・キング。
1925年にミシシッピ州の貧しい小作農家の長男として生まれた。
幼時に両親の離婚、母親との死別を経験。
教会で音楽に親しみ、音楽で生計を立てようと志し、22歳で黒人音楽の中心地だったテネシー州メンフィスに。
たちまち注目を浴び「B・B・キング」と名乗るようになった。
1950年代初めに「スリー・オクロック・ブルース」がR&B全米チャート1位となり一躍スターに。
「ルシール」と名付けた愛機ギブソンのギターをトレードマークとして60年以上にわたって音楽活動を続け、50枚以上のアルバムを発表した。
代表曲は 「スリル・イズ・ゴーン」など。
グラミー賞受賞15回。
(2015年6月16日号掲載)
