パネッタ前国防長官、著書でオバマ批判
回想録『価値ある戦い』 の中で、2代続けて
2014年10月7日
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| ©Worthy Fights by Leon Panetta / Penguin Press. |
レオン・パネッタ前米国防長官が10月7日発売の回想録でオバマ大統領の中東政策を厳しく批判した。
前任のロバート・ゲーツ氏に続いて国防トップ経験者が2代続けて在任中の不満を著書に綴った。
退職者とはいえ、政権の屋台骨を支えた2人の批判は、オバマ氏の求心力が低下している傍証との見方もできそうだ。
回想録“Worthy Fights” (『価値ある戦い』) の中で同氏は、2011年の米軍イラク完全撤退に反対だったことを明言した上で、オバマ政権は 「イラクと縁を切ることに汲々 (きゅうきゅう) とするあまり、国益の維持よりも撤退に熱心のように見えた」と指摘した。
10月6日付のUSAトゥデー紙掲載のインタビューでもパネッタ氏は、中東での失策が力の「空白」を生み、過激派「イスラム国」の台頭を許したとの認識を示した。
オバマ氏の弱さにも言及した。
回想録で「敵と戦い、自らの大義への支援を結集するのに当たって、じれったいほど控えめだ」と分析。
オバマ氏が法律の専門家であることを念頭に「指導者としての情熱よりも、法律の先生の理屈に頼りがちだ」とも述べ、指導者としての器量に疑問符を付けた。
パネッタ氏は中央情報局 (CIA) 長官の後、2011年から2013年まで国防長官を務めた。
(2014年10月16日号掲載)
