Monday, 06 April 2026

味の素、840億円でウィンザー買収

味の素、840億円でウィンザー買収

北米冷凍食品市場で販売網と生産力強化

2014年9月10日


ajinomoto windsor味の素は9月10日、米国の冷凍食品メーカー、ウィンザー・クオリティ・ホールディングス (本社:テキサス州) を約840億円で買収すると発表した。

4兆円規模とされる北米の冷凍食品市場で、幅広い販売網を手に入れ、現地の生産能力も強化する狙いがある。

味の素の米子会社が11月上旬にウィンザーの全株式を取得する。

ウィンザーはギョーザやチャーハンなどに有力な商品を抱え、「アジア食」 の冷凍食品分野で米国のトップに立つ。

また、米国の取扱店舗数が約8万店に上り、全米に7つの生産拠点を持つ。

味の素は自社ブランド製品の販売強化にもつながると判断した。

味の素は今回の買収を梃 (てこ) に、北米の冷凍食品の売上高を2014年度見込みの約135億円から、2020年度までに1000億円規模へと増やしたい考えだ。

味の素の伊藤雅俊社長 (*写真右) は「北米ではヘルシーな日本食やアジア食への関心が高まっている。

この分野の冷凍食品で圧倒的なナンバーワンを目指す」と強調。

同席したウィンザーのグレッグ・ゲイブ社長 (*写真左) は「味の素の高度な生産技術や研究開発力を最大限活用し、事業を拡大したい」と話した。

買収前に切り離されるソーセージ事業を除いたウィンザーの2013年12月期の連結売上高は約700億円。




(2014年10月1日号掲載)