スマホアプリで割勘精算、若者に浸透
PayPal 傘下の Venmo、銀行連合も参入
2018年1月12日
![]() |
米国でスマートフォンのアプリを使った個人間無料送金サービスが若者を中心に浸透している。
現金の持ち合わせがなくても飲み会費用の割勘精算などが簡単にできると人気。
先駆けとなったのは、インターネット決済サービス大手 PayPal (ペイパル) 傘下で、2009年設立の「Venmo (ベンモ)」。
同名のアプリで氏名や銀行口座、クレジットカードなどを登録しアカウントを開設して使う。
アプリ内で相手の名前を検索し金額を1セント単位まで入力して送金ボタンを押せば手続きは完了。
相手も同じアプリを使用していることが前提だ。
受け取ったお金はアカウント内に保管したり、登録した銀行口座に入金したりできる。
支払い時にアカウント内の残高がなくても、銀行口座からの引き落としが可能。
ただ、クレジットカードの場合は手数料3%がかかる。
ベンモの2017年7~9月期の支払い利用実績は前年同期比93%増の94億ドル (約1兆400億円) だった (PayPal首脳)。
一方、JPモルガン・チェースなどが参加する銀行連合は、昨年6月に「ゼル」を開始し、7~9月期の取引実績は175億ドル (約1兆9400億円) とベンモを上回った。
個人間送金にはアップルも12月に参入、利用層は一段と拡大しそうだ。
(2018年2月1日号掲載)
