ペニャニエト大統領が強く反発
メキシコ国境への米州兵動員に
2018年4月6日
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| © Jim Lambert |
メキシコのペニャニエト大統領は4月6日、トランプ大統領が不法移民の流入阻止のためメキシコ国境警備に2,000~4,000人規模の州兵を動員する意向を示したことに強く反発した。
対立が深まる米国との関係をテーマにした異例の国民向けテレビ演説で述べた。
米国の州兵動員などをめぐり、メキシコ大統領が公の発言で反発したのは初めて。
ペニャニエト氏は「私たちはメキシコ人の利益を考えて行動する」「アメリカの国内事情の欲求不満をメキシコに押し付けるな」 と強い言葉で批判した。
トランプ氏は、中米諸国の移民ら1,000人以上が米国を目指してメキシコ国内を移動していることに危機感を示している。
一方、メキシコでは7月1日に予定される大統領選の与野党候補も対米非難を強めている。
反トランプ氏を掲げて支持を集める左派野党、国家再生運動 (MORENA) のロペスオブラドール党首は「トランプ氏が訴える脅威などは存在しない。
政治的プロパガンダだ」と反論している。
メキシコの上院も4月4日、政府に対し、トランプ氏が敬意を示す行動を取るまで、不法移民対策などをめぐる対米協力の中止を求める決議案を全会一致で可決した。
(2018年4月16日号掲載)
