オンライン販売台頭、百貨店苦戦も
全米年末商戦、ネット市場シェア拡大
2017年11月25日
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感謝祭 (サンクスギビング・デー) の11月23日、クリスマスにかけての年末商戦が始まった。
消費者の購入意欲は高く、前年と比べて売り上げが増える見通しだ。
手軽なオンライン販売が拡大する一方で、百貨店は苦戦が予想されている。
ニューヨーク・マンハッタンの老舗百貨店メーシーズの旗艦店で午後5時にセールが始まると、客らが歓声を上げ店内になだれ込んだ。
「ラルフローレン」のバッグが4割引きの106.80ドル (約12,000円)、「リーバイス」の子供向けジーンズが5割引きの22.99ドル (約2,500円) で売られていた。
「今年は百貨店の狂気から逃れよう」。
ネット通販大手アマゾン・コムは11月上旬から会員に特売品を案内する複数のメールを送り、顧客の囲い込みを進めている。
スマートフォンのアプリに「拡張現実 (AR)」機能を搭載。
スマホの画面に映した自分の部屋に、家具や家電といった商品の画像を重ねて見て購入を検討できるようにした。
全米小売連盟 (NRF) は、今年11~12月の売上高が前年同期比で最大4%増の6,820億ドル (約76兆8,000億円) になると予想したが、金融大手モルガン・スタンレーは「伝統的な百貨店はアマゾンに市場シェアを奪われる」とみている。
(2017年12月16日号掲載)
