ニューヨーク5番街にも世代交代の波
新興ベンチャー企業、百貨店ビル購入
2017年10月25日
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北米で百貨店を展開するハドソンズ・ベイは10月24日、ニューヨーク・マンハッタンの目抜き通り、5番街にある「ロード&テイラー」の店舗ビルを共有オフィス運営ベンチャー「ウィーワーク」などに8億5000万ドル (約965億円) で売却すると発表した。
伝統的小売業を象徴する建物として知られるだけに、老舗百貨店から新興企業へ、米産業界の世代交代を印象づけた。
百貨店はアマゾン・コムなどインターネット通販との競争激化で業績が低迷しており、店舗閉鎖の動きが続いている。
売却対象のビルは2018年の年末商戦が終わった後、ウィーワークが本社として使う。
ロード&テイラーも売り場を大幅に縮小して残る。
ウィーワークは2010年に創業し、起業家らが共同で使えるオフィスを貸し出す事業を展開している。
今夏にはソフトバンクグループと同グループが設立した投資ファンドから計44億ドル (約5000億円) の出資を受け入れると発表した。
ソフトバンクと合弁会社を設立し、2018年初めに日本に進出する計画もある。
(2017年11月16日号掲載)
