Sunday, 29 March 2026

撮影直後、事件に巻き込まれた可能性

撮影直後、事件に巻き込まれた可能性

カナダ留学中、遺体で発見の古川さん

2016年10月4日

                                                            © Adam Melnyk

カナダ西部バンクーバーに留学中、遺体で見つかった古川夏好さん (30) について、地元警察が、遺体を適切に扱わなかった疑いで逮捕した。

ウィリアム・シュナイダー容疑者と一緒に歩いているところを監視カメラで撮影された直後、事件に巻き込まれたとみていることが10月3日、裁判所が公開した訴追文書で分かった。

バンクーバーの裁判所では同日に容疑者の初審理が行われた。

保釈保証金の額などを決める予定だったが、容疑者が弁護士を選任していないことから手続きは17日に延期された。

容疑者の発言の機会はなかった。

容疑者は色あせた赤いTシャツ姿で、背筋は伸ばしていたが、無精ひげが伸びてやや疲れているように見えた。

判事の方だけを見て感情は窺 (うかが) えなかった。

古川さんの友人らが審理を傍聴した。

古川さんは9月8日、容疑者とバンクーバー市内の監視カメラで撮影された後に行方が分からなくなり、28日にバンクーバー市内の空き家で遺体で発見された。

公開された訴追文書は、シュナイダー容疑者の容疑事実は「9月8日前後にバンクーバーかその付近で」行われたと記述した。

警察は殺人容疑での訴追も視野に捜査している。


(2016年10月16日号掲載)