撮影直後、事件に巻き込まれた可能性
カナダ留学中、遺体で発見の古川さん
2016年10月4日
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| © Adam Melnyk |
カナダ西部バンクーバーに留学中、遺体で見つかった古川夏好さん (30) について、地元警察が、遺体を適切に扱わなかった疑いで逮捕した。
ウィリアム・シュナイダー容疑者と一緒に歩いているところを監視カメラで撮影された直後、事件に巻き込まれたとみていることが10月3日、裁判所が公開した訴追文書で分かった。
バンクーバーの裁判所では同日に容疑者の初審理が行われた。
保釈保証金の額などを決める予定だったが、容疑者が弁護士を選任していないことから手続きは17日に延期された。
容疑者の発言の機会はなかった。
容疑者は色あせた赤いTシャツ姿で、背筋は伸ばしていたが、無精ひげが伸びてやや疲れているように見えた。
判事の方だけを見て感情は窺 (うかが) えなかった。
古川さんの友人らが審理を傍聴した。
古川さんは9月8日、容疑者とバンクーバー市内の監視カメラで撮影された後に行方が分からなくなり、28日にバンクーバー市内の空き家で遺体で発見された。
公開された訴追文書は、シュナイダー容疑者の容疑事実は「9月8日前後にバンクーバーかその付近で」行われたと記述した。
警察は殺人容疑での訴追も視野に捜査している。
(2016年10月16日号掲載)
