モンタナ州などで川魚大量死
地元観光業に打撃、寄生虫か
2016年8月20日
モンタナ州などにまたがるイエローストン国立公園に近い川で、魚が大量に死んでいるのが見つかり、同州当局は釣りやボート遊びなどレジャー目的での立ち入りを禁止した。
寄生虫による病気が原因とみられており、休暇シーズンのかき入れ時を迎えた地元観光業に大打撃となっている。
イエローストン国立公園一帯は豊かな自然で知られる。
立ち入りが禁じられたのは、イエローストン川の約300キロにわたる流域やその支流で、AP通信によると、これらの川は全て国立公園の外。
モンタナ州当局は8月19日、目撃情報を受けて調べたところ4,000匹近くが死んでいるのを確認したと発表。
釣り客に人気のニジマスなどにも被害が出ており、数万匹が死んだとみられる。
原因とされる寄生虫は、他の野生動物への影響はなく、寄生虫がいる魚も十分加熱すれば食べても問題ないという。
寄生虫は人間が使うボートや、野鳥に付着して他の川から持ち込まれた可能性がある。
今年はイエローストン川などの水量が少なく、水温が高いことも寄生虫の蔓 (まん) 延につながったようだ。
(2016年9月1日号掲載)