米客船会社のクルーズ船、キューバへ出港
半世紀ぶりに両国間往復、国交回復受け
2016年5月15日
米客船会社大手「カーニバル」のクルーズ船が5月1日、フロリダ州マイアミからキューバに向けて出港した。
米国の各メディアによると、米国とキューバの間をクルーズ船が往来するのは約半世紀ぶり。
キューバ政府は国民やキューバ系米国人の両国間の海路移動を認めていなかったが、国交回復を受けて4月末に解禁した。
乗客約700人の中にはキューバ人やキューバ系米国人もいるという。
カーニバル社のアーノルド・ドナルド最高経営責任者 (CEO) は「米国からキューバへの (国交回復後) 初めてのクルーズ船を催行でき、非常に光栄だ」と話した。
船旅は約1週間で、2日にキューバの首都ハバナに入港。
中部シエンフエゴスや東部サンティアゴデクーバなどを巡る。
米国人の純粋なキューバ観光は認められていないため、乗客は文化や芸術、宗教に関連するボランティア活動の名目でキューバに入国する。
カーニバル社は今後、定期的に米国からキューバへのクルーズ船を運航する。
これを皮切りに両国間を行き来する客船が増えれば、人の往来が一層活発化するとみられる。
(2016年5月16日号掲載)