NY州予備選、クリントン氏手堅く勝利
東部5州選へ、サンダース氏挽回に厳しさ
2016年4月20日
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| © a katz |
大統領選の民主党指名争いはクリントン前国務長官が地元NY州の4月19日の予備選で手堅く勝利し、サンダース上院議員との獲得代議員数の差を広げた。
米メディアはサンダース氏の挽回が厳しさを増し、不可能になってきたと伝え始めた。
4月26日にはペンシルベニアなど東部5州で予備選が集中する。
5州全体でNY州の291人を大きく上回る460人以上の代議員数を抱えており、クリントン氏が大きく票を伸ばせば過半数獲得が目前に迫る可能性が出てきた。
民主党の指名獲得には代議員総数の過半数2,383人が必要だが、AP通信によると、20日の段階でクリントン氏が1,893人で、サンダース氏が1,180人で追っている。
東部決戦を前にした段階で単純計算するとサンダース氏は残り代議員の8割近くを獲得しないと過半数に届かない。
クリントン氏は早めに指名を決めたいところだが、若者を中心に広がるサンダース氏への支持は衰えず、選挙資金も潤沢で諦める気配はない。
地元のNY・タイムズ紙はクリントン氏支持を表明しているが、州予備選後の社説で、サンダース氏は選挙戦を続けるべきだと主張。
サンダース氏の存在が富の格差や高騰化する大学授業料の問題をあぶり出したと評価している。
(2016年5月1日号掲載)
