サウスカロライナ州で民主党討論会
サンダース氏に勢い、若年層が支持
2016年1月18日
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| © Joseph Sohm |
大統領選に向けた1月17日の民主党討論会は、自称「民主社会主義者」 のバーニー・サンダース上院議員 (74) が重要州で勢いを見せる中、サウスカロライナ州チャールストンで開かれた。
格差是正を追求する主張が若年層の支持をつかみ、党候補の指名争いで盤石とみられていたヒラリー・クリントン前国務長官 (68) の優位を脅かしている。
「最低賃金を時給15ドル (約1,750円) に引き上げたい」「全ての若者が授業料無料で公立大学に行けるようにする」。
討論会でサンダース氏は「政治革命」 を訴えながらリベラル色の濃い政策を並べ立てた。
政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」 が集計した最近の世論調査の平均によると、全米での支持率はクリントン氏51.0%、サンダース氏38.3%。
ニューハンプシャー州では6.2ポイントリードしている。
期待感からサンダース氏への献金も急増している。
草の根レベルの小口献金が幅広く集まっているとみられ、2008年大統領選で当選したオバマ氏に通じる面がある。
危機感を抱くクリントン氏は攻勢をかけており、支持率の回復傾向を示す世論調査も出ている。
(2016年2月1日号掲載)
