ゼネラル・エレクトリック (GE) の家電事業
中国ハイアールが6300億円で買収へ
2016年1月15日
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| © Kobby Dagan |
中国家電大手の海爾 (ハイアール) 集団は1月15日、米電機大手ゼネラル・エレクトリック (GE) の家電事業を買収することで合意した。
買収額は54億ドル (約6300億円)。
日本を含めた世界で家電を販売しているハイアールは、安さを売りにした販売戦略から脱却し、大市場の米国をはじめ各国で事業拡大を狙う。
GEは経営資源を高収益の分野に集中させるという。
ハイアールは開発や製造から販売やサービスまで、家電事業の各部門を一括で買収すると発表。
両社は先進的な製造技術などの分野でも協力する。
ハイアールはGEの中国市場での事業拡大も支援するという。
ハイアールの張瑞敏最高経営責任者 (CEO) は「米国市場に積極的に投資していくとともに、GEと包括的で戦略的な協力関係を築いていきたい」とコメントした。
ハイアールは2012年に三洋電機の洗濯機や冷蔵庫事業を買収している。
GEは家電事業をスウェーデンの家電大手エレクトロラックスに33億ドルで売却することで、2014年に一旦は合意。
だが、実現すればシェアが拡大して価格競争が妨げられるとして米司法省が反対し、昨年12月に撤回を公表していた。
(2016年2月1日号掲載)
