Friday, 27 March 2026

ブリヂストン、米ペップボーイズの買収断念

ブリヂストン、米ペップボーイズの買収断念

自動車用品販売社、著名投資家と契約

2015年12月31日


bridgestone-pepboysブリヂストンが買収を目指していた米自動車用品販売ペップボーイズは昨年末、著名投資家のカール・アイカーン氏と買収の契約を結んだと発表した。

アイカーン氏が12月28日にペップボーイズ株の買い取り価格を1株18.5ドル (約2,200円) に引き上げたことにより、ブリヂストンは29日に追加提案をしないと発表し、買収を事実上断念していた。

ペップボーイズはブリヂストンと買収契約を結んでいたため、違約金3950万ドル (約46億7200万円) をブリヂストンに支払う必要があるが、これをアイカーン氏が肩代わりした。

ブリヂストンは昨年10月、米国の販売網強化に向け、約800店舗を展開するペップボーイズ社を1株15ドルで買い付ける総額約8億3500万ドル (約988億円) の買収計画を発表した。

アイカーン氏は「物言う株主」 として知られ、ペップボーイズ株を12%余り取得し、ブリヂストンに対抗した。

同氏は別に自動車用品販売会社を所有しており、ペップボーイズの買収で相乗効果が期待できると主張した。

ブリヂストンとアイカーン氏は互いに買収価格を引き上げ、買収価格は当初の約2割増に吊 (つ) り上がり、決着した。


(2016年1月16日号掲載)