マイカー時代に幕? 配車サービス急伸
ロサンゼルス自動車ショーで「リフト」 社長
2015年11月18日
国際的な自動車展示会「ロサンゼルス自動車ショー」が11月17日に開幕。
2015年の米新車販売台数は記録的な高水準で推移しており、各社は米国で売れ筋のスポーツタイプ多目的車 (SUV) や高級車を中心に新型モデルが公開された。
スマートフォンを利用した米国の配車サービス会社「リフト」のジョン・ジマー社長は基調講演で、配車サービスを使う若年層が増えたと強調し「自分の車を所有するという伝統の終わりを示している」 とマイカー時代の終了を指摘した。
リフトには楽天が出資しており、ジマー氏は共同創業者。
ジマー氏は「車を持つという夢は (経済負担が大きく) 悪夢になった」といった挑発的な発言を繰り出した。
聴衆の中には苦笑する業界関係者もいた。
同氏はLAのような大都市も配車サービスが普及し、マイカー利用が減れば、「駐車場を取り除き、代わりに公園や遊び場、ホール、住宅などを設けて都市を再構築できる」と利点を強調した。
リフトは他人と相乗りすることにより運賃を抑えられるのが特色。
NYやLAといった都市部を中心に利用者が急増している。
楽天は今年3月に3億ドル (約370億円) の出資を公表している。
(2015年12月1日号掲載)