カリフォルニア州、安楽死合法化へ
全米5州目、ブラウン知事署名
2015年10月6日
カリフォルニア州のブラウン知事は10月5日、死を選ぶ末期患者に医師が薬剤を処方し、安楽死することを認める法案に署名した。
安楽死が可能になるのは全米で5州目。
安楽死をめぐっては昨年、脳腫瘍で余命半年と宣告されたオレンジ郡アナハイム育ちのブリタニー・メイナードさん (当時29) が「自分の思い通りに死にたい」 と安楽死が合法なオレゴン州に移住、11月に医師が処方した致死量を超える鎮痛剤を服用して亡くなった。
メイナードさんの死を受け、カリフォルニア州でも「合法化すべきだ」との声が上がっていた。
カリフォルニアでは余命が半年以内と宣告された患者が対象で、意思表示を複数回行うことや自力で薬を服用できることなどが適用条件。
米国ではオレゴン、ワシントン、バーモントの3州で安楽死が合法、モンタナ州で事実上認められている。
ニューメキシコ州では8月、安楽死を合法としていた地裁判決を高裁が覆し、事実上違法となった。
カトリック信者のブラウン知事は署名に当たり、多くの人の意見を聞いたとし、安楽死の選択肢があることが「慰めになることは確かだ」と声明で述べた。
(2015年10月16日号掲載)