「ハッピーバースデー」 の歌、著作権無効
ロサンゼルス連邦地裁判決、使用料返金へ
2015年9月24日
誕生日を祝う歌「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」をめぐり、著作権を主張する企業に映画製作者らが歌詞の著作権の無効確認や支払った使用料の返金などを求めていた訴訟で、ロサンゼルスの連邦地裁は9月23日までに著作権は無効と判断した。
米音楽産業大手ワーナー・ミュージック・グループ (WMG) の関連会社「ワーナー ・ チャペル ・ ミュージック」が著作権を持っていると主張しており、著作権収入は年200万ドル (約2億4000万円) とされていた。
同社は前身の会社が原曲の著作権を購入したと主張したが、地裁はピアノによる編曲の著作権は有するが、歌詞の著作権はないと判断した。
原告は使用料の返金など少なくとも500万ドル (約5億9800万円) 以上の支払いを求めていた。
返還額は今後算定される。
この曲は、アメリカ人のヒル姉妹 (ミルドレッド・J・ヒルとパティ・スミス・ヒル) が作詞・作曲し、1893年に発表された「グッドモーニング・トゥー・オール」が原曲。
その後、原曲の歌詞の代わりに「ハッピーバースデー」の歌詞を載せて歌われるようになったと言われる。
世界で一番歌われている歌としてギネス・ワールド・レコードに認定されている。
(2015年10月16日号掲載)