大統領選、民主党指名争い本格化
出馬表明の5候補、初めて一堂に会す
2015年7月18日
2016年の次期大統領選に出馬を表明している民主党の5候補が7月17日、アイオワ州の党会合に参加。
政権維持を目指す民主党の候補指名争いが本格的にスタートした。
5人の中でヒラリー・クリントン前国務長官の支持率が60%前後と突出している。
クリントン氏は共和党が富裕層の減税と大企業の優遇に固執する「過去の政党だ」と指摘。
「勤勉な労働者の所得をどれだけ引き上げるか」が重要だと訴えた。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事ら共和党候補の政策を批判する一方、他の民主党候補については一切言及しなかった。
支持率2位の米議会最左翼の無所属バーニー・サンダース上院議員は、子供たちへの「最高の教育」と若者の雇用確保の実現を呼びかけた。
リンカーン・チェーフィー前ロードアイランド州知事は「私は中間層に有益な政策を長年支持してきた」と強調。
ジム・ウェッブ元上院議員やマーティン・オマリー前メリーランド州知事もそれぞれ支持を求めた。
次期大統領選では、黒人や中南米系など民主党の支持基盤固めだけでなく、オバマ政権下で民主党離れが進んだとされる白人労働者層の票を取り戻せるかどうかも鍵を握る。
5候補は経済格差の是正など、リベラル色の強い政策で支持拡大を図る。
(2015年8月1日号掲載)