Wednesday, 01 April 2026

日本製の地下鉄、ワシントンDCで出発

日本製の地下鉄、ワシントンDCで出発

川崎重工業製の新型車両、試乗会を開催

2015年4月14日


kawasaki heavytrain日本製の地下鉄、米首都で出発 -- 。

ワシントン首都圏交通局は4月13日、川崎重工業製の地下鉄新型車両の試乗会を 開いた。

14日から首都と郊外を結ぶ路線で運行を始めた。

2018年末までに最大計748両の導入を予定している。

ワシントンの地下鉄は老朽化が進み、車両故障で運行に遅れが出ることも多い。

新型車両はステンレス製で耐久性が高く、状況改善に役立つと期待されている。

試乗会ではデジタル式の案内表示など旧車両にはない装備に招待客の関心が集まった。

式典であいさつした川崎重工の岩崎宏治・執行役員は「安心・安全な車両への乗客の期待に応えたい」と抱負を述べた。

泉裕泰・駐米公使は「鉄道分野で日本は世界の中心的存在」と強調し、日本の鉄道技術の高さをアピールした。

川崎重工業はCA州の高速鉄道計画の車両入札を目指すJR東日本に呼応し、日本車両製造、三菱重工業、日立製作所などと連合を組んでいる。

4月26日から米国を公式訪問する安倍首相は、ボストン、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどの計4都市を回る予定で、安全保障や経済、文化など幅広い分野で日米の絆の強さを訴えるとともに、米国各都市の高速鉄道計画をにらんで日本の新幹線や超電導リニア技術を売り込む。


(2015年5月1日号掲載)