京セラスマホ販売好調、売上高10%増へ
耐衝撃性、防水、防塵を最優先に開発
2015年1月8日
京セラが、海外で法人向けの頑丈なスマートフォンの販売を伸ばしている。
現地の有力企業と提携するなどして、好調な米国に続き中南米とカナダに参入。
今年3月までに欧州への進出も目指しており、通信機器関連事業の2015年3月期の連結売上高を前期比約10%増の2050億円とする目標だ。
京セラが販売しているスマホは、30分間水に浸したり、粉塵 (ふんじん) に8時間曝 (さら) したりしても壊れない。
1メートル余りの高さからあらゆる角度で落としても耐えられる。
建設現場やアウトドアでの需要を見込み、昨年に米国で発売したところ好評で、日本でも2014年から売り出した。
中南米では、スマホの販売などを手掛ける米イングラム・マイクロと提携。
同社の販売網を使い、利用者が通信会社を選べる「SIMフリー」のスマホを2015年1月からコロンビアで売り始める。
さらに、チリやペルーなどにも販売を広げる。
カナダでは通信大手ベルを通じて売り込む。
米国ではベライゾン・ワイヤレスやAT&Tなど通信会社上位4社と契約しており、アップルやサムスン電子 (韓国) などに続くシェア5位。
日本勢ではシャープなどを抑えてトップに躍り出た。
(2015年2月1日号掲載)