金正恩氏映画、総合興行収入40億円突破
「表現の自由は生命線」ソニー社長語る
2015年1月7日
北朝鮮の金正恩第1書記暗殺計画を描いたコメディー映画 『ザ・インタビュー』について、製作したソニー・ピクチャーズエンタテインメント (SPE) は1月6日、ネット配信の売上げが4日までで3100万ドル (約36億8千万円) を超えたと発表した。
映画館での興行収入は約500万ドル (約6億円)。
SPEは昨年12月24日からネットやケーブルテレビでの配信や有料レンタルを開始。
購入数やレンタル数などは計430万件以上に上った。
映画館では12月25日から上映されている。
当初は2,000~3,000の映画館が上映を予定していたが、テロ予告を懸念した大手映画館チェーンが上映を見合わせ、大幅に減少した。
当初の計画通りに公開していた場合、クリスマスシーズンの興行収入で少なくとも2000万ドル (約23億9千万円) を想定したというが、一連の騒動が話題を呼び視聴者数が大幅に伸びたとみられる。
同映画の製作費は約4400万ドル (約52億6千万円) という。
ソニーの平井一夫社長 (*写真右) は5日、同映画の公開について「言論、表現の自由はソニーと娯楽産業にとって生命線だ」と意義を強調した。
平井氏が同作品の公開に言及したのは初めてとみられ「映画を見に行ってくれた人々に感謝する」と語った。
(2015年1月16日号掲載)