人気アニメ 「ドラえもん」 全米進出へ
ディズニー系で今夏放映、ジェトロも後押し
2014年
6月21日
日本で親しまれてきた人気アニメ「ドラえもん」が7月から全米で放映される。
日本貿易振興機構 (ジェトロ) が6月にLA近郊でイベントを開催し、放映に伴うビジネス機会の創出を促した。
ドラえもんはアジアや欧州など約40か国・地域で放映されているが、米国では初めて。
その理由として、ドラえもんに依存するのび太のキャラクターが自立を重んじる米国の風土に馴染まないなどと指摘された。
このため、ウォルト・ディズニーの子ども向けチャンネル「ディズニーXD」 で7月7日から放映される26話のシリーズでは、米国の習慣や文化を反映してキャラクターを微妙に調整したり、設定を変更したりする修正が加えられた。
親しみやすさを考慮し、のび太は「ノビー」 と “改名”。
「スー」と呼ばれるしずかちゃんが手にする人形は、性差を感じさせない日記に変わる。
また、のび太のお小遣いはドル紙幣となる。
子ども向けアニメで暴力的、性的、差別的な描写を禁じる米国の放送基準により、ジャイアンがのび太を殴る場面やしずかちゃんの入浴シーンなどは短縮・削除される。
健康的な食生活を推進する目的から、まんじゅうなどのおやつも果物に変更される。
*写真は、ドラえもんのキャラクターの横でポーズを取る藤子プロ執行役員の篠田芳彦さん
(2014年7月16日号掲載)