2022年11月21日
ツイッターは11月19日、永久凍結していたトランプ前大統領のアカウントを復活させた。
イーロン・マスク最高経営責任者 (CEO) がツイッターの投票機能を使って復活すべきかどうかを利用者に尋ねた結果、賛成が過半数となり、解除を表明した。
「言論の自由」を掲げて投稿削除やアカウント凍結に慎重なマスク氏が、従来の運営方針の変更に積極的であることが鮮明となり、議論を呼びそうだ。
トランプ氏は2024年の大統領選への出馬を表明しており、再びツイッターでの発信を活発化させるかどうかも注目される。
マスク氏はツイッターにラテン語で「民衆の声は神の声」と書き込んだ。
投票は「はい」か「いいえ」の2択で答える仕組み。
11月18日から24時間で実施され、投票数は1,508万票余りで賛成が51.8%、反対は48.2%だった。
トランプ氏はツイッター投票の締切り前、自身がつくった交流サイト (SNS) 「トゥルース・ソーシャル」で投票を促しつつ
「私たちはどこにも行かない。トゥルース・ソーシャルは特別だ」と投稿した。
米メディアによると19日の集会でもツイッターについて「復帰の予定はない」と述べている。
ツイッターは2020年の大統領選でトランプ氏の投稿に「暴力賛美の警告」や「事実確認の注意喚起」などを相次いで表示した。
トランプ氏が不正選挙だとの主張を繰り返し、2021年1月の米議会襲撃事件を招くと、暴力を扇動する恐れがあるとして旧経営陣がアカウントを永久凍結した。
一方、ブルームバーグ通信は19日、マスク氏が21日にもセールス部門などで従業員を追加解雇する可能性があると報じた。
マスク氏は今月上旬に約7,500人いた従業員の約半数を解雇し、17日には少なくともさらに1,200人が退職したと報じられた。
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(2022年12月16日号掲載)