トランプ大統領、試練の就任2年目
中間選挙の審判、米国第一への反発
2018年1月1日
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トランプ大統領は1月20日で就任2年目を迎える。
大統領選でのロシア干渉疑惑の捜査が政権中枢に迫り、「米国第一外交」には国際社会の反発が広がる。
11月には中間選挙を控え、政権が審判を受ける。
トランプ氏には試練の年となりそうだ。
トランプ氏は2017年末の閣議で、新年の決意を表明。
重要公約の大型減税を実現した勢いに乗ろうと、次は1兆ドル (約113兆円) 規模の巨額インフラ整備を「速やかに行う」と意気込む。
メキシコ国境の壁建設や、前政権の医療保険制度 (オバマケア) 見直しも狙う。
だが、トランプ氏の支持率は世論調査平均で30%台に低迷。
連動する形で共和党の支持率も民主党より約10ポイント低い。
政権への失望感が、中間選挙で民主党への追い風になるとの見方が強い。
共和党が上下両院のいずれかで多数派を維持できず、政権と議会の「ねじれ」が起きれば公約実現は難しくなる。
トランプ氏は側近と対策を協議するなど準備を始め、「選挙のため全国を回る」と語ったという。
共和党内ではバノン前首席戦略官兼上級顧問が保守強硬派の候補擁立に奔走、党主流派との闘争も激化している。
(2018年1月16日号掲載)
