ビザ申請、15年分の旅行歴提出を要求
トランプ政権、滞在資格審査を厳格化
2017年6月1日
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トランプ政権は入国審査を厳格化する一環として、米国滞在資格を得る査証 (ビザ) の申請者全てに15年分の旅行歴や居住歴、就業歴を届け出るよう求めることを決めた。
ロイター通信が5月31日に伝えた。
ビザ審査の手続きが大幅に遅れる可能性が高く、入国を希望する留学生や研究者らに影響を与えそうだ。
法律専門家からは審査官の恣 (し) 意的な運用につながることを懸念する声も上がっている。
新たなビザ審査の運用は、連邦予算の編成などに当たる行政管理予算局が5月23日付で承認した。
追加のビザ申請書は、過去5年のソーシャルメディアでのハンドルネームやメールアドレス、電話番号などの記載も求めている。
過去のパスポート番号を記入する欄もある。
申請書には「記入は本人の自由意思だが、記載漏れがあれば審査手続きが遅れる可能性がある」と記されている。
申請書を提出しなければビザを発行しない場合もあると明示している。
(2017年6月16日号掲載)
