全米で「おまかせ衣料通販」人気
AIやスタイリストのセンス活用
2018年2月21日
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スタイリストのセンスや人工知能 (AI) を活用し、顧客の好みに合わせて衣料品を見繕 (つくろ) って送ってくれるインターネット通信販売が全米で人気だ。
百貨店などの店頭販売が苦戦する中で「おまかせ通販」の成功が注目されている。
サンフランシスコの衣料ネット通販「スティッチフィックス」は2011年設立。
2017年11月にナスダック市場に上場した。
2017年8~10月期決算は増収増益で、会員数は10月時点で約240万人と、前年比で3割増えた。
利用者は同社サイトで、サイズや好み、価格帯を入力。
するとAIが商品候補を見つけだし、最終的にスタイリストが5品を絞り込み利用者に送付する。
利用者は5品の中から気に入った商品だけを購入し、残りは返品する。
注文の際に20ドルの「スタイリング手数料」がかかるが、1品でも購入すればスタイリング料は実質的に無料となる。
さらに5品全てを購入すると、25%の割引が適用される。
好みに合った衣服を選んでくれるサービスは、米大手百貨店傘下の衣料ネット通販「トランククラブ」なども展開。
アマゾン・コムは、返品手数料のかからない試着サービス付きの衣料品通販を米国で試行しており、競争は激しくなりそうだ。
(2018年3月16日号掲載)
