Monday, 30 March 2026

大リーグ機構、新労使協定を正式承認

大リーグ機構、新労使協定を正式承認

大物代理人ボラス氏、契約金制限に苦言

2016年12月15日


大リーグの新労使協定で外国選手が25歳未満で入団した場合、マイナー契約で契約金が制限されることを受け、大物代理人のスコットボラス氏は12月7日、ウインターミーティングが行われているワシントン近郊のホテルで「この協約の下では、すごい選手を抱えられない。

(中南米などの) 若い有能な選手はより (条件の) 良い競技に移ってしまう」と苦言を呈した。

ボラス氏は22歳の大谷翔平 (日本ハム) について、ワシントン・ポスト紙に 「メジャーに大きなインパクトを与えられる選手。

だが、世界で最も素晴らしい選手が今のルールではこちらに来てプレーできない」と語っている。

日本球界に詳しい米国の代理人は新協定について「大谷のことは頭になかったと思う」と読む。

背景には大リーグ機構が米国、カナダ、プエルトリコのアマチュア選手が対象の新人ドラフトを、中南米などの選手も公平に獲得できる国際ドラフトに拡大することを目指し、見送られた経緯がある。

「その決定に譲歩する形で制限対象年齢が引き上げられた」と解説する。

25歳までは大型契約ができなくなることで「有力な高校生や大学生は (プロ野球を経ずに) 米国に来るという形も増えるのではないか」 とも語った。

新協定は2021年までの5年契約。


(2017年1月1日号掲載)