Sunday, 29 March 2026

キリン、クラフトビールと資本業務提携

キリン、クラフトビールと資本業務提携

日本で「ブルックリンラガー」 製造・販売

2016年10月12日


キリンビールは10月12日、クラフトビール製造のブルックリン・ブルワリーと資本業務提携を結んだと発表した。

日本のビール大手が、材料や製法にこだわった海外のクラフトビール会社と提携するのは初めて。

キリンは2017年春に国内で主力商品「ブルックリンラガー」の製造、販売を始める。

キリンはブルックリンの株式の24.5%を取得し技術支援などをする。

提携後も同社の独立を維持し、経営陣も変更しない。

2017年1月を目処 (めど) にキリンが60%、ブルックリンが40%を出資し合弁会社を日本に設立、ブルックリンのビールなどを扱うバーも運営する。

ブルックリンは、1988年にニューヨークで設立され、クラフトビールのパイオニアとされる。

欧米を中心に人気が高く、世界30か国以上で販売されている。

日本では木内酒造 (茨城県那珂市) がライセンス契約を結んで製造する。

今後、ブルックリンラガーの製造販売がキリンに移った後、「他の銘柄の製造をどうするかは未定」 (キリン) としている。

日本のビール市場全体は縮小傾向だが、クラフトビール市場は成長している。

キリンの布施孝之社長は「クラフトビールの品ぞろえを充実し、市場拡大の一歩にしたい」と話している。


(2016年11月1日号掲載)