中国系新興EV、急ピッチで開発進む
“1強”テスラに勝負挑み、米国市場へ
2016年2月8日
中国企業が出資する新興電気自動車 (EV) 企業、ファラデー・フューチャーが急ピッチで開発を進めている。
1月に米国で初の試作車を発表。
現在は高級EV市場を独占するテスラ・モーターズ (米) に勝負を挑む。
家電に続き自動車分野でも中国系メーカーの存在感が高まる可能性がある。
秘密裏に開発してきた「FFゼロ1」は出力が1,000馬力のスポーツカー。
流線形で1人乗りの運転席はガラスで覆われている。
ハンドル中央にはスマートフォンを設置しナビなどに使う。
発売時期や価格は未定。
ファラデーは2014年に設立。
詳細は謎に包まれているが、中国の動画配信大手、楽視網信息技術から出資を受けている。
同社は昨年12月、10億ドル (約1170億円) を投じ、ラスベガス近郊に車両工場を建設する計画を発表。
テスラから車両開発責任者を、独BMWからはデザイナーを引き抜いた。
EV業界では、別の中国系企業も近く米市場に参入するとの噂 (うわさ) がある。
テスラ幹部のリカルド・レイス氏は今のところ「参入企業が増え、競争を通じてEV市場が大きくなるのを歓迎している」と余裕の構えだ。
*イラストはイメージ
(2016年3月1日号掲載)