米中枢同時テロから14年、IS脅威拡散
SDでもUSSミッドウェイ艦上で追悼式
2015年9月12日
ニューヨークの世界貿易センタービルなどで約3千人が犠牲になった2001年の米中枢同時テロは9月11日、発生から14年を迎えた。
欧米の若者を引きつける過激派組織「イスラム国」がシリアなどで大きな脅威となり、内戦から逃れたシリア難民の流入に欧州が揺れる中、世界はこの日を迎えた。
米国ではボストン・マラソンを狙った2013年のテロ事件以降、大規模テロは起きていないが、米国が主導する 「イスラム国」掃討に参加している隣国カナダでは昨年、連邦議会議事堂が標的となるテロが起きた。
脅威と不安は消えない。
追悼施設になったNYの世界貿易センタービル跡地では午前8時半 (東部時間) から追悼式典が開かれ、旅客機が北棟と南棟に突入した時間と両棟が倒壊した時間に合わせ黙とう。
今年も遺族の関係者らが犠牲者全員の名前を読み上げた。
SDでも追悼式が航空母艦博物館で行われ、 USS ミッドウェイ艦上に「哀悼の鐘」の音が響く中、同時テロで命を落とした犠牲者全員の名前が読み上げられた。
ペンシルベニア州のユナイテッド航空機墜落現場では見学センターが完成し、9月10日にオープンした。
同機には日本人大学生の久下季哉さんが乗り合わせて犠牲になっている。
(2015年10月1日号掲載)