トヨタ純利益2兆円超える、日本企業初
2015年3月期、営業益も2年連続最高
2015年5月18日
トヨタ自動車の2015年3月期連結決算 (米国会計基準) は、最終的な儲けを示す純利益が前期比19.2%増の2兆1733億円と2年連続で過去最高を更新、初めて2兆円の大台に乗った。
純利益が2兆円を超えたのは日本企業初となる。
営業利益も20.0%増の2兆7505億円と2年連続の最高益を記録。
売上高も6.0%増の27兆2345億円と7年ぶりに最高だった。
消費税増税を受けて日本国内の販売は苦戦したが、北米や欧州を中心に海外販売が好調に推移。
円安基調に伴い、輸出の採算が改善する円安効果 (2800億円) やコスト削減 (2800億円) も増益要因として寄与した。
トヨタは対ドルで1円円安が進むと営業利益が400億円増える。
2016年3月期の連結業績見通しは、営業利益が1.8%増の2兆8000億円、純利益も3.5%増の2兆2500億円とそれぞれ3年連続で最高益を更新すると予想した。
2015年度のグループ世界販売計画 (ダイハツ工業と日野自動車を含む) は1015万台に設定した。
2014年度 (1016万台) からほぼ横ばい。
北米を引き続き堅調とみるが、日本やアジアなどが落ち込むと見込む。
(2015年6月1日号掲載)