リンカーンの血痕? ベットカバーの染み
狙撃直後に使用、暗殺から150年後に検証
2015年4月15日
ウィスコンシン大は4月14日、奴隷解放を宣言したリンカーン大統領の暗殺から150年に合わせ、撃たれた直後に使われた可能性があるベッドカバーの染みがリンカーンの血痕かどうかの科学的な検証を始めた。
南北戦争で北軍を勝利に導いたリンカーンは今なお尊敬を集めており、リンカーンの血痕と確認されれば、歴史的資料として注目を集めそうだ。
リンカーンは1865年4月14日、ワシントンのフォード劇場で観劇中、男に撃たれた。
道路向かいの下宿屋ピーターセンハウスに運び込まれ翌15日朝、死亡した。
ベッドカバーはウィスコンシン州の新聞経営者が下宿屋の関係者を名乗る女性から譲り受け、1919年に地元の歴史博物館に寄贈した。
米メディアによると、ウィスコンシン大と州科学捜査研究所は染みが血痕と分かれば、DNA鑑定を試みるという。
これまで厳重な温度と湿度管理の下、保管してきた。
貴重な史料を壊す可能性があるとして、これまで本格調査は控えていた。
専門家はベッドカバーを当時の普及品と判断している。
ただ、リンカーンが横になっていたベッドや寝具が写真に写っているのに対し、同種のベッドカバーは写真には写っていないという。
(2015年5月1日号掲載)