Wednesday, 04 February 2026

米人口9割がマスク不要に、CDC、感染状況改善 SD郡、リスク高い環境で使用推奨、企業に裁量権

2022年3月5日

米疾病対策センター (CDC) は3月3日、米国内の各地域で新型コロナウイルス感染状況が落ち着いてきたことで、屋内でマスク着用を求める対象から人口の9割が外れたと発表した。

公共交通機関では3月中旬まで着用を求めるが、その後の対応は検討中としている。


新基準では、新規感染者数と医療逼迫の状況から各地域のリスクを3分類し、一律のマスク着用は最もリスクが高い地域に限定

感染状況によらず、求めていた学校での着用も解除した。

米国内で3月2日までの1週間に報告された感染者は1日平均約53,000人で、1月のピーク時から9割減

死者も減少傾向だが1日平均1,500人超と、依然として高水準にある。


カリフォルニア州公衆衛生局 (CDPH) は3月1日にマスク着用義務を解除し、サンディエゴ郡もそれに従った

郡当局によると、医療施設、長期介護施設、拘置所、交通機関、冷却施設、緊急避難所など、感染リスクの高い環境でのフェイスマスク使用を推奨している。

一方で、地元企業は社員のワクチンの接種状況にかかわらず、この指針に従うか否かの裁量権があるとしている。


SD郡保健福祉課の公衆衛生担当官ウィルマ・J・ウーテン博士は、マスクの義務付けが撤回されても、ワクチンの完全接種が重要なステップであることを強調。

「ブースター接種が自分自身や家族、友人を守る効果的な手段になる」と改めて呼びかけた。

3月4日発表のデータによると、パンデミック開始以来、SD郡の累積患者数740,716人に、死亡者数5,068人に達した。

Covid-19の入院患者数377人まで減少。

集中治療を受けている患者数も68人と漸減傾向が続いている。

ICUの空きベッド206床

5歳以上のSD郡在住者のうち93.0%が少なくとも部分接種を受け、81.7%完全接種者となっている。

さらに、54.8%ブースター接種を済ませた。

また、3月4日の統計では、直近の1週間前に行われたCovid-19検査の平均陽性率4.4%に低下 (3月1日時点は5.2%)。

*SD郡当局は火曜と金曜に最新の統計データを報告している。


在ロサンゼルス日本国総領事館は2月24日付で、日本政府が発表した「米国から帰国入国者の検疫所指定施設での待機期間等の変更」をホームページに掲載した。

主な内容は以下の通り:

●3月1日以降の日本入国の際の水際措置の見直しについて詳細が公表され、米国は「水際対策に係る指定国地域 (https://www.mhlw.go.jp/index.htm)」から解除された。

これにより、米国に居住滞在し、2022年 (令和4年) 3月2日午前0時 (日本時間) 以降日本に帰国入国する際の待機措置は次のようになる。

ワクチン3回目追加接種者 (*注1) は日本入国後の自宅等待機が不要となる。日本の空港到着後の公共交通機関の使用についての制限もない

ワクチン3回目追加未接種者は、入国後に原則7日間の自宅等待機が求められる。ただし、入国の翌日から3日目以降自主的に受けた検査 (*注2) の結果が陰性で、その結果を入国者健康居所確認アプリ (MySOS) に登録し、待機終了の連絡が届いた人については、その後の自宅等待機の継続は求められない。また、自宅等待機のために空港を出る手段として、目的地に最短経路で、かつ入国時の検査 (検体採取時) から24時間以内に移動が完了する場合は、公共交通機関の使用が可能となる。

*注1:ワクチン3回目追加接種者の定義:ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのいずれかのワク チンを2回、またはジョンソン・アンド・ジョンソンを1回接種した後、3回目 (ジョンソン・アンド・ジ ョンソンは2回目) にファイザーまたはモデルナを接種し、公的機関で発行された新型コロナワクチン接種証明書 (電子的に交付されたものを含む) を所持している人。

 *注2:厚生労働省が認めた検査実施機関 (https://www.c19.mhlw.go.jp/search/) におけるPCR検査、または抗原定量検査。

なお、本検査を受けるための外出は認められるが、公共交通機関の使用は認められない。

 
【広域情報】 新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置 (外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C017.html

「水際対策強化に係る新たな措置 (27)」 Q&Q
https://www.mhlw.go.jp/content/000901838.pdf

●日本への帰国・入国の際には、ワクチン接種証明書の提示のほか、引き続き、出国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明の提出、到着時のコロナ検査、また必要に応じて誓約書の提出、必要とされるアプリのスマートフォンへのインストール・登録・利用、質問票Webへの登録等の手続きがある。
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kikokuinfo202111_01.html


*詳細は在ロサンゼルス日本国総領事館 (213-617-6700):
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html



(2022年3月16日号掲載)