2021年1月21日
ジョンズ・ホプキンス大が発表した1月21日の集計によると、世界全体の感染者数は9,800万人を突破し、1億人を超えるのは確実となった。
国別では米国の約2,480万人が最多で、インド約1,062万人、ブラジル約875万人と続いている。
世界の死亡者は約210万人。
国別では米国の約41万4,000人が最多で、ブラジル約21万5,000人、インド約15万3,000人、メキシコ約14万6,000人と4か国が10万人以上を記録。
米国ではワクチン接種を開始して1か月以上経過したが、依然として収束の兆しは見えていない。
バイデン新大統領は1月21日、ホワイトハウスでの記者発表で「2月には死者が50万人に達する可能性がある」と厳しい見方を表明している。
カリフォルニア州公衆衛生局の1月21日発表によると、州内の感染者は約306万人、死亡者は約3万5,000人だった。
米メディアによると、300万人を超えたのは全米の州で初めて。
100万人に達したのは昨年11月中旬で、それから2か月余りで3倍に増加した。
一方、通常より高い割合のアレルギー反応が報告され、カリフォルニア州で一時使用停止されていた、米バイオテクノロジー企業モデルナ製ワクチンの一部製品について、州保健当局は20日、使用再開を通達した。
17日に接種を一時中止するよう求めていたが、専門家や関係機関と検討を進め「中止を継続する科学的根拠はない」と判断したもよう。
ロサンゼルス郡保健当局は1月14日までに、新型コロナウイルスに感染した同郡の住民は約3人に1人の割合に上るとの推計を公表した。
感染率などのデータを踏まえた理論値に基づいて算出したもの。
感染拡大が深刻な地域の実際の感染規模は、検査で確認された人数の数倍に及んでいる恐れがありそうだ。
大都市ロサンゼルスを抱える同郡の人口は約1千万人。
保健当局の発表による感染確認者数は約97万5,000人だが、実際には300万人超が感染した可能性がある。
新型コロナの感染者には無症状や軽い症状の人も多く、検査で把握できる感染者数は一定の割合にとどまるとみられている。
推計では、現時点で感染を広げる可能性がある住民も約115人に1人に上るとしている。
サンディエゴ郡保健福祉課が1月21日に発表した統計によると、郡内の累計感染者数は22万人 (219,731人) に迫り、累計死者数も2,222人に達した。
1日当たりの新規感染者数は2,500人台~4,000人台で推移していたが、21日は過去1か月間で最も少ない1,176人にとどまった。
しかし、1日の感染者数は52日連続で1,000人超のペースが続いている。
過去1か月間で陽性者数が2,000人を下回ったのは5日を数えるだけ。
1日当たりの死亡者数も20日に最多65人を記録する (21日は48人) など、増加傾向は衰えていない。
ワクチン接種のペースは当初想定からの遅れが指摘されており、1月11日にはダウンタウンのペトコパークの近くに大規模なワクチン接種会場が開設された。
*米疾病管理予防センター(CDC)諮問委員会が規定するファイザー製ワクチンの配分順位(フェーズ1A、1B、1C、フェーズ2、フェーズ3) は次の通り――。
・フェーズ1A:救命救急医療従事者、長期介護施設の入居者および従業者。
・フェーズ1B:65歳以上の一般住民、エッセンシャルワーカー(教育関係者、食料農業機関従事者、警察官、消防士、刑務官、輸送機関従事者ほか)。
・フェーズ1C:基礎疾患保有者。
・フェーズ2:子ども、若年成人(30歳未満)、フェーズ1、フェーズ2に含まれない感染危険度の高い職業従事者。
・フェーズ3:SDカウンティー内の全住民 (全年齢層対象)。
ワクチン接種順位は、各グループの感染危険度の変化に応じてCDC諮問委員会が修正することもある。
新型コロナワクチン接種のロケーションは http://bit.ly/3r2qouX でチェックできる。
(2021年2月1日号掲載)