2021年8月25日
米国ではフェイスマスク着用を拒否する旅客機の “迷惑乗客” が増加している。
米連邦航空局 (FAA) は8月中旬、フライトを妨害するこれらの「手に負えない」利用客に対する罰則処置を発表した。
対象となるのは、フェイスマスクの義務化に従わないだけでなく、航空会社が提供していないアルコールを飲むなどの違反行為に及んだ搭乗客。
報告では、サンディエゴ国際空港から飛び立った複数の迷惑乗客に合計5万ドル以上の罰金を課した例も示された。
今年1月、フロンティア航空のサンディエゴ発ラスベガス便に搭乗した乗客3人は「フェイスマスクの義務化に従わず、提供外の酒類を飲んだとされる」として、それぞれ13,000ドルの罰金を科せられ、そのうちの2人は「乗務員を妨害した」としても告発されている。
また、今年4月にサンディエゴからフロリダ州フォートローダーデールへ飛んだ男性に対しても、同様の迷惑行為に及んだことから17,530ドルの罰金を科したことを明らかにした。
今回の制裁金は、FAAが年頭に採択した、フライトを妨害する乗客に対するゼロ・トレランス (不寛容政策) の一環だと説明している。
FAAによると、2021年は8月中旬までに3,889件の迷惑乗客に関する報告が寄せられ、そのうち2,867件は連邦政府が規定したフェイスマスク着用を拒否した件で占められた。
この期間内に、問題を起こした乗客に対して総計100万ドル以上の罰金が科せられている。
(2021年9月16号掲載)