Wednesday, 25 March 2026

SD母港の米空母と訓練 海自護衛艦、中国牽制

2021年11月11日

海上自衛隊は11月5日、事実上の空母化に向けて改修予定のヘリコプター搭載型護衛艦かが」と、米海軍の原子力空母カールビンソンが南シナ海で10月29日~11月4日の1週間にわたり共同訓練をしたと発表した。

日米は海自最大級の艦艇と空母を投入し、南シナ海で領有権を主張する中国を牽 (けん) 制する狙いがあるとみられる。


海上自衛隊によると、海自からは「かが」と「むらさめ」、米海軍は「カール・ビンソン」に加え、巡洋艦2隻と駆逐艦1隻が参加し、戦術訓練を行った。

カール・ビンソンはサンディエゴが母港。

8月、神奈川県の米海軍横須賀基地に寄港した後、西太平洋やインド洋に展開した。

10月には沖縄南西で米原子力空母ロナルド・レーガン、英空母クイーン・エリザベス、海自護衛艦「いせ」と共同訓練。

さらに、インド沖ベンガル湾で、英国やオーストラリアも交えて「かが」と訓練していた。


米国は台湾周辺や東・南シナ海で威圧的に振るまう中国を抑止し、「ルールに基づく国際秩序」を守り抜く上で連携を重視。

バイデン大統領もこれまでに「協力強化に向けて岸田首相と緊密に協力するのが楽しみだ」と表明している。

日米同盟のほか、オーストラリアとインドを含めた4か国の協力枠組み「クアッド」 (QUAD) の強化、「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進を目指す方針だ。


*Picture: U.S. Navy Photo



(2021年12月1日号掲載)